「一勝一敗して、票固めの大切さを痛感。講演会会員との関係を強めて、三戦目に挑みました。」

「一勝一敗して、票固めの大切さを痛感。講演会会員との関係を強めて、三戦目に挑みました。」

三鴨秀文さん(36歳)は、2013年4月21日、鳥取県米子市議会議員補欠選挙に出馬、「後援会会員との結びつきを強める」ことを意識して戦い、1位当選を果たしました。具体的にどのように戦ったのか、お話しを伺いました。

インタビュー内容

     三鴨秀文さんのご紹介

    自己紹介からお願いいたします。

    米子市議会議員の三鴨秀文です。
    議員を務める傍ら、行政書士としても活動しています。行政書士業は、出馬前からの仕事です。家族は、妻と8カ月の長男です。

    初出馬のきっかけは、テレビ番組への出演

    今回で、出馬は3回目と伺いました。3回の出馬にいたるまでの経緯をお聞かせください。

    初出馬のきっかけは、市議と市民が語り合うテレビ番組に出演したことです。番組には、行政書士である一市民の立場で参加していました。
    番組の中で、市議と市民の主張のズレを何度も感じ、いらだたしさが募っていきました。それで「『(市議は)分かっていない』とイラついているだけでは何にも変わらない。いっそ自分が市議になって、市民の側にたった市政を始めよう」と出馬を決めたんです。
    家族は応援してくれました。たぶん、反対しても無駄だと思ったんでしょう(笑)。
    2009年の米子市議会議員補欠選挙に初出馬、1位当選しましたが、2010年の米子市議会議員一般選挙には落選。市議としてやりかけた仕事をやりとげたいと、今回、3戦目にチャレンジしました。

    「初出馬はポスターで勝ちました」

    初戦で1位当選されました。勝因をどうお考えですが。

    「初出馬はポスターで勝ちました」

    「初出馬はポスターで勝ちました」
    初戦となった09年の補選(欠員2人)には、候補者5人が出馬。当時、32歳だった私は、2位に約5,500票差をつけ、19,407票で1位当選しました。他の候補は、60歳~82歳の男女。元市議が2名含まれていました。私は、もっとも知名度が低く、もっとも若い候補でした。
    地域のきずなが強い米子市の市議選では、しがらみで、だれに投票するかを決める傾向がありますが、この時の候補はたった5人。候補者数が少ない分、、特定の候補とのしがらみで投票する人が減る一方、ポスターなどを見比べて候補を選ぶ人が増えたはずです。
    有権者は、私のポスターに、「情熱・行動力・清潔感」という若い候補の特長を感じて、私に投票してくれたのだろうと考えています。ポスターで勝った選挙でした。

    初出馬で大勝、再出馬で落選した理由

    2戦目は残念な結果になりました。敗因をどうお考えでしょう。

    敗因は、票固めが不十分だったこと。常に私を支持してくれる確固とした支持層を築けていれば、当選できたはずです。
    選挙前に、後援会会員や一般の有権者へのあいさつ回りは、ある程度行いましたが、それ以前は、議員の仕事に全力で当たっていたため、あいさつ回りにあてる時間がほとんどありませんでした。選挙前のあいさつ回りぐらいでは、票を固めるには至らなかったようです。
    そもそも、候補5人の初戦は、ポスターのイメージで勝てる選挙でしたが、再出馬した10年の一般選挙は、定数30人に対し、36人もの候補が出馬。候補が多いだけ、がっちりした支持基盤や知名度がなければ、勝てない選挙でした。
    この一般選挙では、村社会の米子市らしく、地域内のつきあいで投票した人が多かったと思います。また、しがらみに縛られていない人は、顔と名前が一致している「知っている候補」に投票したでしょう。大勢の候補が競う選挙では、有権者は、よく知らない候補まで、いちいちチェックしていられませんから。
    私は市議でしたが、当選1回では、有権者にはまだまだ知られていない、「顔と名前が一致しない候補」です。まだ「三鴨秀文」が有権者に浸透していない状況では、後援会会員へのあいさつ回りで、会員と自分のとの結びつきを強化し、票を固める必要がありました。市議の仕事とは別に、票固めも行わなければ、選挙には勝てないと身にしみてわかりました。

    「勝つ選挙・負ける選挙の違いを感じられない」こわさ

    三鴨さんは、当選も落選も経験されました。

    それぞれの選挙で、「勝てる」、「危ない」など感じたことはありましたか。

    勝った時はありました。

    3回目の出馬でいうと、遊説中、たくさんの人が手を振ったり、声をかけたりしてくれたので、「これは勝てる」と思いました。
    でも、負けた選挙で、戦っている最中に、「危ない」と感じたことはありませんでした。

    落選した再出馬の時は、1位当選した初出馬の時と明らかな違いを感じなかったので、初出馬とほぼ同じ政治活動、選挙運動を進めました。

    1日100件ぐらいあいさつ回りをしたり、遊説したりと、勝てるつもりで戦っていました。

    「勝つ選挙と負ける選挙の違いを感じられなかった」というのは、こわいですね。

    「おかしい」と感じられれば、政治活動、選挙運動を見直すなど、手を打てますが、感じられないとできません。

    勝敗を読むのに長けた、選挙経験豊富なアドバイザー役が陣営にいれば、こういうリスクを減らせるでしょう。

    後援会会員との結びつきを強化して、3戦目にチャレンジ

    さて、二度にわたる選挙戦の経験を生かし、3戦目である2013年市議補欠選挙をどう戦いましたか。

    今回の選挙は、勝つだけではなく、これを機会に、後援会会員との関係を強めて票を固め、次につなげる選挙にしようと考えました。
    後援会会員には、政治活動中、電話や訪問により、ごあいさつ。選挙運動に入ってからは、引き続き電話でごあいさつしながら支持をお願いし、さらに公選ハガキでも、支持を訴えました。電話や訪問で得た各会員の反応は、後援会名簿に反映させていきました。一般の有権者への働きかけは、主に遊説で行いました。

    一般の有権者へのあいさつ回り、辻立ち、ポスティングは行なわなかったのですか。

    はい。2013年の補選では行いませんでした。
    初出馬で、1位当選した2009年の補選と同じような状況だったので、一連の後援会会員との結びつき強化策、ポスター、遊説で勝てると考えました。それに、政治活動に使える時間があまりありませんでしたし、選挙にかかる費用を抑えたかったため、政治活動、選挙運動を絞り込みました。
    欠員2人を補う13年の補選は、告示前、私を含む4人の出馬が噂されていました。そのうち2人は、09年補選で落選された79歳の元市議と86歳の男性、残り1人は38歳の女性でした。この顔ぶれなら、36歳の私は、再度、若さへの期待を追い風にして、当選圏内に入れるだろうと読んだんです。今回は、元市議の実績もアピールできます。

    政治活動、選挙運動にはどのくらいの費用がかかりましたか。

    政治活動、選挙運動でそれぞれ20万円程度です。ポスター、選挙カーは公費負担(※)で賄いました。

    ※公費負担:選挙用品取得のための一定の費用について、「市(自治体)」が負担する。市議選では、選挙ポスター、選挙カー賃貸料・ガソリン代、選挙ハガキ送料が公費負担となる。ただし、公費負担分は、選挙の種類や条例などで、地域差がある場合もある。

    後援会会長やボランティアスタッフはどのように集めましたか。

    後援会会長は、お名前だけ貸していただく形で、知り合いの税理士の先生にお願いしました。主なボランティアスタッフは、私の両親、妻、義妹、友人3人の合計7人。ポスター貼りは、いつものスタッフに新たに友人が加わり、30人ぐらいでこなしました。

    後援会会員には、訪問や電話でごあいさつ

    では、具体的な後援会会員への働きかけについて、お聞かせください。

    2009年、2010年の出馬で、1,500人~1,600人ぐらいの後援会会員を集めましたが、2013年の出馬まで、あまり積極的に会員に働きかけていませんでした。議員の仕事で手一杯だったので。
    後援会会員といっても、3年~4年前に後援会に入ってくれた人たちなので、もう「三鴨秀文」を忘れかけているかもしれない。ですから、今回の働きかけの目的は、私の顔と名前をしっかり一致させることに置きました。ここから始めて、結びつきを強め、最終的に私の確固とした支援者になっていただこうと考えました。
    会員のうち、明らかに私を覚えており、後援会の核になってもらえそうな方には、私が、お宅までごあいさつに伺いました。これらの方たち以外の会員には、電話でごあいさつしました。
    本格的にごあいさつを始めたのは、後援会入会案内ができあがった13年1月。選挙の3か月半前ぐらいです。後援会会員のお宅には、事前にアポを取って伺いました。入会案内を10枚~20枚ぐらい持参して、お知り合いの方に配布して記入をお願いしていただくよう依頼しました。会員の方の紹介で入会してくださった、新たな後援会会員には、電話でごあいさつしたり、時間が許せばごあいさつに伺ったりしました。
    行政書士の仕事も続けていたので、あいさつ回りは土日中心に行いました。平日は、昼の休憩時間に一人だけ会いに行くのがやっとでした。夜間の訪問は、先方に迷惑になると考え、控えました。ごあいさつに伺った方は、全部で、150人ぐらいになりました。

    中には、三鴨さんを覚えていない後援会会員も?

    一方、電話でのごあいさつは、妻に任せ、ごあいさつした時の相手の方の反応を、後援会名簿に記入してもらいました。
    その反応ぶりからすると、中には、私のことを覚えていない方もいらっしゃったようでした。

    「ミカモヒデフミ後援会事務所?はぁ?」
    「ミカモヒデフミって?どちらさんですか?」
    「後援会?私、入ってましたっけ?」

    おそらく、多くの会員の方は、「三鴨秀文」がどういう人間か、よく知らないまま、ポスターなどのイメージだけで「この若い候補で、まぁいいか」と、後援会に入会したり、私に投票してくださったんでしょう。私を覚えていない方がいらしても不思議ではありません。後援会に入会したからといって、「三鴨秀文」の支援者になったわけではない。つくづく感じました。
    こういう方々にも、あらためて「また、政治に挑戦します。三鴨秀文です」という趣旨のごあいさつをしていったわけです。

    こうして後援会会員との関係を強化

    働きかけた結果、後援会会員は、3回目の選挙で支持してくれたようですか。

    ええ。電話と公選ハガキが力を発揮しました。
    全会員に電話で連絡を取ったところ、中には亡くなった方、「今では、(三鴨さんと自分の)主義、主張が違う」という方が、いらっしゃいました。そういう方々と、新たな入会者を入れ替え、後援会名簿をアップデートしました。個人情報保護の影響があるのか、以前と比べ、後援会入会申込書の回収数は減り、新たな入会者は300人~400人程度。削除数もほぼ同じだったので、会員数は、入れ替え前と同じ、1,500人~1,600人ぐらいになりました。更新した名簿を基に、公選ハガキを出しました。
    これまでの選挙では、公選ハガキは「数撃ちゃ当たる」方式で、いろいろな方にランダムに出していましたが、今回は、私の顔と名前をしっかり覚えてもらうために後援会会員に限って出しました。
    当選後、あらためて後援会会員に電話してみると、大半の方は非常に喜んでくださいました。

    「(当選して)よかったですね」
    「応援しましたけんねぇ(応援しましたよ)」

    「ミカモってだれ?」とおっしゃっていた方からも、応援したとの温かいコメントをいただきました。当選したこと、当選後の市議の事務所からの電話が珍しいことなどから、一層喜んでいただいたのかもしれません。
    電話、ハガキと接触を重ねた結果、当初は、たまたま後援会名簿に名前を書いただけだった方に、「三鴨秀文」を刷り込んで、支援者の方向へ、一段階引き上げられた感じです。本当の支援者になっていただくためには、会員に接する機会を増やすに限ります。

    遊説では、一回一回の触れ合いを大事に

    遊説の方はいかがでしたか。

    「自分でマイクを握りました」

    「自分でマイクを握りました」
    選挙運動中はずっと、私がマイクを握って走り回りました。
    後援会会員でない限り、応援してくださる一般の方と、直接触れ合う機会は、なかなかありません。みなさん、「三鴨の生の声が聞きたい」と思っていらっしゃるはず。だから、ウグイス嬢は頼まず、自分でマイクを握りました。
    遊説を始めてから4日~5日後ぐらいから、大変多くの人が、マイクの声に応えて表に出てきてくださったり、手を振ってくださったりするようになりました。角を曲がったところで、選挙カーを待っていてくださる方もいらっしゃいました。
    応援してくださる方に出会った時は、できるだけ車を止めて、走って相手の方のところに行き、握手しました。
    これまで3回の選挙戦を通じ、手を振ってくださる方の中に、なぜか、おじいちゃん、おばあちゃんが、非常に多いんです。
    ギュッと私の手を握って、「これからは、若い人にがんばってもらわんといけん!(がんばってもらわないと、いけない)」と言うおじいちゃん。
    「がんばってよ」と涙を流しているおばあちゃん。
    若い者が、より良い米子に変えてくれると期待されているのかもしれません。熱い声援に、私も胸が熱くなります。
    車の助手席に座っている私は、前方と左しか見えないので、後方を中心に見るボランティアスタッフを、同乗させるようにしました。手を振っている方を見逃さないためです。スタッフが、通り過ぎた選挙カーに向けて、手を振る姿を見つけた時には、すぐ私に伝えてもらい、私が「ご声援、ありがとうございます」とマイクで感謝の言葉を返していました。支持してくださる方と触れ合う機会は、一回一回を大事にしました。

    選挙グッズ・選挙用品店は価格重視で

    ここからは選挙グッズや選挙用品について伺っていきます。まず、三鴨さんが選挙グッズ・選挙用品店を選ぶ際、重視した点をお聞かせください。

    一番重視したのは価格です。

    三鴨さんは、過去3回の選挙戦で選挙用品ドットコムを利用されています。どういう経緯で、選挙用品ドットコムを選ばれましたか。

    当初、地元には選挙用品専門店がなかったので、知り合いのチラシ制作会社に、選挙用品の見積もりを出してもらいました。これが予想以上に高くて。ネットショップなら、いい専門店があるんじゃないかと検索して見つけたのが、選挙用品ドットコムさんでした。
    選挙用品ドットコムさんのホームページを見たところ、価格は手ごろでした。一番大事な点はクリアしているし、そもそも選挙用品のことは良く分からないので、とにかく頼んでることにしたんです。

    「選挙用品はプロにおまかせ。浮いた時間であいさつ回り」

    先ほど、「初出馬は、ポスターで勝った」とおっしゃっていました。ポスターのデザイン面などについて、選挙用品ドットコムにどのような要望や指示を出されましたか。

    選挙用品のデザインの勘所など、必要な知識がまったくないので、ポスターに限らず、選挙用品全般のデザインは、基本的に選挙用品ドットコムさんにお任せしています。デザインだの、公職選挙法への適合性だのに悩んで、時間を無駄にするぐらいなら、プロに頼んで、浮いた時間で後援会会員を回ったほうがいい。
    ですから、初出馬の際、ポスターについて、私からお願いしたのは、年齢を入れること、テーマカラーをグリーンにすることぐらいだったと思います。年齢は、「若さ」を強調するために、グリーンは地元Jリーグクラブのクラブカラーだったので使ってみようと考えました。

    ポスターは「目立つ・丈夫・貼りやすい」

    実際に、ポスターを使用してみた感想などをお聞かせください。

    テーマカラーはグリーンにして正解でした。
    大半の候補はレッド系のカラーだったので、グリーンは目立ちましたし、有権者の方に「いい色だね」とほめていただきました。
    過去3回の選挙戦では、基本的に同じデザインのポスターを使用し、私の名前と顔を浸透させるようにしています。40歳までは若さで売る予定なので、ポスターのデザインはこれを使っていこうかなと考えています。

    また、ポスターは丈夫で、貼りやすいと感じました。
    初出馬の際、他の候補のポスターが、雨に濡れてくちゃくちゃになっていたのに、私のポスターはきれいなままでした。
    それに、ポスターの裏が、シールになっているので、はくり紙をはがせば、そのまますぐ貼れました。私の陣営は、少人数で、302カ所にポスターを貼らなければならなかったのですが、ポンポン貼れるので、ラクに片づきました。
    詳しくはコチラ→「『勝てる』選挙ポスター制作」>>

    それから、選挙用品ドットコムさんの対応についていうと、レスポンスが速い。
    問い合わせをすると、即日か、翌日には必ず連絡がありました。選挙用品の制作もサクサク進行してくれました。何かしら滞る場合は、私の返事が遅れている時だけでしたね(笑)。

    詳しくはコチラ→「『勝てる』選挙ポスター制作」>>

    市議の仕事とあいさつ回りを両立

    3目は、1位当選。みごと市議への返り咲きを実現されました。また、政治家としての足場固めを狙った後援会会員との関係強化も、一歩前進されました。後援会会員との関わりを、今後、どう深めていくかをお聞かせください。

    市議の仕事の合間を縫って、会員と接触する機会をつくり、「三鴨秀文」をがっちり支えてくれるところまで持っていきます。また、そういう方を増やしていきます。
    具体的には、仕事で出かけた地域の会員のところに、仕事が終わった後、できるだけごあいさつに伺うようにします。これからは、後援会会員に向けて、「議会報告便り」も3カ月に1回ぐらいの割合で送っていく考えです。
    選挙が近づくと、一軒当たり、最低5人~6人の候補が、ごあいさつにうかがうものです。他の候補に差をつけ、関係を密にするには、常日頃から、顔を出しておく必要があります。
    忙しい市議の仕事と後援会会員のあいさつ回りを両立するために、会員名簿を管理する専任スタッフを置きました。定年退職していた私の父です。
    後援会会員名簿は、地域別に分類し、パソコンで管理しています。仕事で出かける地域を父に伝えると、父がその地域の会員のデータを出してくれます。データとは、氏名や連絡先、所在地を記した地図、選挙前後のごあいさつの電話への反応などです。
    父は、電話でのごあいさつへの各会員の反応を頭に入れています。
    「この人は、選挙後のごあいさつの電話をとても喜んでいた。この人は、何回(電話を)かけても出んかったから(出なかったから)、行っても会えんかもしれん(会えないかもしれない)」
    父から予備知識を得てから、お訪ねするので、全く見ず知らずのお宅を訪問するより、プレッシャーも軽減されます。 まだ選挙後間もないので、あまり回れていませんが、今後は機会をとらえて顔を合わせるようにしていきます。

    初出馬を目指す方にメッセージ

    それでは最後に、これから初出馬を目指す方にメッセージをお願いいたします。

    米子市のように、地域のきずなが強い市での市議選にチャレンジするなら、出ると決めたら早目に公言してください。
    地区ごとに市議選に出す代表を決める傾向があるので、早く名乗りを上げて、地区代表になれば、同じ地区のライバル候補が出馬しにくくなります。

    お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

    【編集後記】
    米子市議会定例会が開かれている、もっともお忙しい時に、お話を伺いましたが、三鴨さんは、「これから出馬される方の力になるなら」と、しつこい質問にも丁寧に答えてくださいました。
    この場を借りて、あらためてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
    「当選1回では、まだまだ(有権者に)覚えてもらえない」「市議の仕事と票集めは別もの」「後援会に入会したからといって、支援者になってくれたわけではない」…
    三鴨さんは、厳しい事実や貴重な気づきを得て、今、市議の仕事と支援者との関係づくりの両立を進めておられます。今後、当選を重ねて、支援者と盤石な関係を築いたころに、また「後援会会員との関係づくり」について、新たに発見されたことをお聞かせいただければと思います。