知って得する/知らないと損する選挙小話

~一読するだけで差が出る(かも)な、選挙現場から生まれた選挙小話~

最近、政治家志向の若者が増えてます。
「公募」という制度が良い例ですが、政治家になることがもはや転職の一つ。

以前より政治家になる敷居が低くなり、かつては必須とされた「選挙の三バン」、地盤(後援会)、看板(知名度)、カバン(選挙資金)がなくても政治家になれる時代になりました。

(自民党が大勝した2005年。同党から世間を沸かせた杉村〇蔵議員が選出されたきっかけも『公募』でした)

今や地縁・血縁は通用しません。
そして、選挙違反が怖くて選挙ができるか…は昔の時代。
今はそんなことも全く通常しません。

ちゃんと政策的な勉強をしている人、そして最後は人柄がモノを言う時代になりました。
現在は有権者の6割が無党派層(≒浮動票)といいます。
その浮動票を制するのもが選挙を制するといっても過言ではありません。

そして、その無党派層は、地縁・血縁・金等で動く票ではありません。

無党派層を動かす最大の誘因は、その候補者の人柄なのではないでしょうか。

そのような時代背景からも真に候補者の人柄が問われる時代になったといっても過言ではないでしょう。

また、特に、地方選挙においては政治家の敷居が低くなりはじめています。

例えば、地方都市を中心に各地で相次ぐ市町村合併に地方選立候補のチャンスが潜んでいるのです。

その理由はこうです。
市町村合併が順調に進むと、「地方議員は半分になる」といわれています。
となると、古参の議員は出馬を取りやめるケースが続出すると予想され、その穴を埋めるべく若手、新人のチャンスが生まれるのです。

また、先に紹介した選挙の三バンも現在では「+α」して”選挙の五バン”ともいわれています。
地盤、看板、カバンという政治家の条件は昔の話。

今は、番組(メディア露出)、という4番目、評判(風)という5番目、5番目の「バン」こそ重要となってきています。
(タレント議員などの勃興はその典型ですね…)

まさに、人の本質で投票されうる時代、新人候補、中堅候補にはチャンスの時代といえるでしょう。

何度も言うようですが、今や地縁・血縁は通用しません。
ちゃんと政策的な勉強をしている人、そして最後は人柄がモノを言う時代になってきたということです。

また、話は変わりますが、国政選挙と地方選挙では選挙の手法が異なります。
その理由は当選に必要な得票数が圧倒的に違うからです。

一般的に県議なら、15,000票、市議なら3,000票~1,000票くらいあれば当選すると業界で言われますが、この規模の票数の場合、いわゆる「どぶ板選挙」といって一人一人と握手する。
地べたをはいずり回るような選挙手法が有効になるのです。

しかし、県知事、国政選挙については全く違う手法で勝負します。

なぜならば、国政選挙は数万と言う得票数を要するなど、マス的な広報活動いわゆる空中戦といわれる、ポスターやビラ、マスコミ対策など統一的な選挙戦術が有効となってくるためです。

いわゆる選挙ゴロ・選挙参謀といわれる人は、「自分に任せれば〇票掘り起こせる」など俗に言う「どぶ板選挙」を得意とします。

逆に、統一的な選挙戦術を駆使したアメリカ型の選挙参謀(選挙プランナーとか選挙PR会社、選挙コンサルティングなどを自称する)は、テレマーケティングなど統計学的、科学的データを活用し、現代の最大勢力無党派層の攻略を得意とします。

地方選挙は、データや科学的統計以上に、人柄など、その人自身が選挙の勝敗を分けます。
ある選挙プランナーは「国政選挙より、今は、地方選挙の方が格段に面白いし、活き活きしている」

と言われた理由でもあると思いますが、地方選挙は、金なし、コネなし(選挙の三バンなし)でも、工夫や努力、頑張りで勝敗が左右しうるのです。

まとめると、今は、政治家が1つの職業として認知されるようになり、その垣根が払われたこと。

地方においては、市町村合併などで古参の議員が出馬を取りやめることも少なくなく、新人候補者、中堅候補者にとっては非常に追い風であること。

いわゆる選挙の三バンと言うものがなくても地方選挙では真に人柄が勝負を決する時代になったこと。

など、新人候補者・中堅候補者には追い風の時代が到来したといえるでしょう。

当社は、(地盤、看板、カバンがない)カネやコネの有無と無関係に、質の高い政治家を誕生させていくお手伝いをさせていただいております。
国政選挙はもとより、地方選挙も大歓迎。

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選挙小話こぼれ話

選挙プランナーの勝率

アメリカのある選挙プランナーは勝率87%の脅威の数値を持っています。
どうしたらそんなに勝てるのか?
と聞いたところ、「通りそうな人しかやならい」とのこと。
選挙プランナーは、誰でも無条件にコンサルするわけではないですし、既に勝負が見えているところ、勝てそうなところしか手伝わない会社も少なくありません。

選挙プランナーの勝率は、その会社が請負うか田舎でほとんど決まっているようです。
余り参考にはなさらないほうが良いでしょう。
そして、そもそも、大手の選挙PR会社は、国政選挙、首長選挙止まりで、まだまだ地方選挙に関するコンサルまで行き届いていないことがほとんどでもあります。

選挙プランナーの勝率

色覚異常の方は、全国に300万人以上いらっしゃるそうです。
万人の方に認識される色を、選挙においてはイメージカラーとしたいものです。

そのとき、特に控えたい色は、「緑」と「赤」です(下色見本参照)。

選挙プランナーの勝率

『ユニバーサルデザインにおける色覚バリアフリーへの提言(2003.8)』より引用

色の見分けでは、「赤」や「緑」が「茶色」に見える方もいらっしゃいます。
色覚バリアフリーという意識も、公職の候補者たるもの、教養として知っていたい知識です。

桃太郎

名前をしたためた羽織を先頭に商店街を練り歩く「桃太郎」は今や定番となっています。
考案当初、斬新な選挙戦術といわれ、定番となっているその効果は折り紙つきです。

因みに、「桃太郎」の由来は「メガネ〇ラッグ」のCMだとか…

選挙プランナーの勝率

選挙プランナーの勝率

国政選挙、大都市首長選挙においては、アメリカ型の統計学を応用した選挙参謀が出現しはじめています(アメリカ型選挙参謀の特徴は、テレマーケティングなど統計の分析から、選挙運動を補佐する)。

得票数を万単位で要する国政選挙、大都市首長選挙には、データは不可欠です。
今や格段にデータや統計学の進歩により、選挙の趨勢を左右するほどそのデータ価値・精度は高まっています。
ましてや、無党派層が6割を超える今、テレマーケティングなどによる科学的データは貴重ですが、大手のある選挙PR会社は、「選挙は今も昔も人の気持ちをいかに掴むかに掛かっている。
科学的データだけに頼らずやはり選挙区を歩かないとだめだ」と言うことなのです。

しかし、いくらデータがすばらしくとも、結局は、候補者本人7割、選挙参謀3割。

選挙とは、「人が人を選ぶ行為」ということは、決して忘れてはならない基本なのです。

素人は素人、選挙のマスコット、ウグイス嬢はプロにおまかせ

良く新人の候補者の方で友人などウグイス嬢にお願いになる方がいらっしゃいます。
でもそれは大きな間違い。
選挙戦の苦労を知り、良い意味で選挙慣れしているプロのウグイス嬢は、要領が良く、周りのモチベーションなどにも影響を与える自らの役目を認識しています。
時として傍らで疲れた候補者を癒す大任も耐えられます。
本気で当選したいのであれば、ウグイス嬢はプロにした方が無難です。

何より、気になるのが値段ですが、ウグイス嬢には法定料金があるので、プロとは言えそれほど高額な料金にはなりません。
是非、選挙慣れしたプロのウグイス嬢を候補者の傍らにおいておくことをご検討下さい。
「プロのウグイス嬢の派遣」
についても是非当社にお問合せください。

パチンコ屋でもできる市場調査!?

ある政党党首である大物代議士の初出馬を補佐した、プロの選挙参謀のエピソードでは…

「昼間パチンコ屋を覗く。
老人が多ければ、年金やお金が贅沢な豊かな地区であると、逆に若者が多ければ仕事が少ない地区である、すぐに選挙本部に連絡し、「若者に仕事を!」と選挙演説に反映させるという手法で見事当選させた」といいます。
各地域の特性は、昼間のパチンコ屋のようにそれが縮図となって現れる場所があります。
独自の価値判断と思考によって選挙のために細かく測った独自の市場調査も必要ですね。

選挙カーの昨今

選挙カーも最近は、キーポイントとなる若年者に訴えるようになり、旧来の選挙カーからデザインを一新したものが登場しつつあります。
若者のアイキャッチ。若年層≒浮動票の取り込みは今後も変わらぬ課題です。
この問題に少しでも効果が出ないかと現在データ収集中ですが、町の人の目の反応は、結構あるようです。

選挙カーの昨今

理想的な挨拶の仕方

選挙運動において最も大切なのは、礼儀・そして挨拶です。
お辞儀や握手の基本は、徹底的にやるべきです。
挨拶時の注意点は、「膝下まで手を伸ばせ」を意識するだけです。

忙しいとき、特にお辞儀は雑になりがちですが、「手を膝の下まで伸ばすようにする」と意識すると自然としっかりしたお辞儀ができ、選挙時の挨拶としては、最も良いとされます。
選挙戦終盤の集会では、深々と頭を下げ二呼吸置いて頭を上げさせる。
その挨拶のひとつで時に支持者らを涙させることもできるといいます。
ぜひ、挨拶も練習しましょう。

握手の仕方(男性/女性)

選挙運動においてとても大切な握手。
その握手の仕方は、男性、女性によって異なる事が良いとされています。

【男性の場合】
(1)差し出された手を両手で掴む(肘を伸ばした状態で)
(2)自らの腹元に引き寄せる(肘を曲げながら)ようにして、一言。

【女性の場合】
(1)差し出された手を両手で掴む(肘を伸ばした状態で)
(2)その手を相手に向って、押し出すようにして、一言。
がそれぞれ良い握手とされています。

以上は、男性候補者のみ有効といわれているものであり、必ずしも参考にする必要はないですが、画一的に握手をするのではなく、有権者の性別、年齢、支持者かどうか等により自らの考えで握手を意識的に変えるなど工夫したいですね。

選挙本部で出すお茶の法則

ちょっとこれは雑学に近い細かいことですが、選挙本部では熱いお茶を出すべきです。
なぜならば、熱ければ出された相手がすぐには飲めず、お茶代の節約になるし、しばらく熱くて口にできないので、後援会事務所滞在時間が長くなります。
そして、これらは候補者に大変都合が良い効果があるからです。
また、ぬるければ選挙戦の士気にも微妙に影響します。
「あそこのんびりしていたけど、お茶もなんだかぬるくて覇気がなかったね」
なんて言われることだけは避けたいものです。

白手袋の本来の用途

候補者が白手袋を着用するのも、元々は清廉さをアピールするためと思われているようですが、その由来は異なります。
本当は、女性有権者の爪で候補者の手が傷つくのを防ぐために着用されるようになった事が由来なのです。
皆さんも正しい知識で、選挙用品を有効に使っていただけたらと思います。

街頭演説の際

街頭演説の際には、伴走車に予備のポスターを持たせ途中掲示板をチェックしながら、破れたポスターを貼り替えるということをすれば一石二鳥です。
選挙ポスターは貼るのに精一杯で、破れたもの、汚れたものに対してその意識は遠のきますが、選挙ポスターは本来最強の飛び道具系、選挙用品です。
そして、破れたり、汚れた選挙ポスターを放置することは、候補者に対してマイナスに作用します。
大きい声ではいえませんが、選挙ポスターは、ライバルなどの嫌がらせで破られたり(違法行為です)、汚されたりの標的になりやすいです。
また、人災だけでなく天災にも注意が必要です。
実際にあった例ですが、関東のある地区では、選挙ポスター掲示板自体が台風の強風で根元から倒れた。
などというエピソードもあるくらいですから。
選挙ポスターは数百箇所あるなどなかなか巡回に人を回すのは、ただでさえ忙しい選挙期間中は避けたいものですが、街頭演説の移動中などついでにいつでも張り替えられるような、体制を整え危機管理を意識することは、非常に大切なことです。

投票依頼の電話

青果・肉・魚屋などは午後3~5時は避ける。
など、地元の商店に繁忙期に挨拶の電話をかけることは悪い印象を与えます。
商店であれば繁忙期を避ける。
一人暮らしであれば、不在のときは避けるなど電話する相手のシーンを良く考え、マイナスイメージを与えることなく、投票依頼をするように心がけましょう。
選挙電話は大切とただ闇雲に連絡して、相手の都合を考えないと有権者にに煙たがられて、投票依頼どころか、候補者のイメージダウンというマイナス効果を生む危険もあります。
電話はパーソナルなコミュニケーションです。
その応対は極力丁寧におこないたいものですね。

講演会のマスコミ対応

ちょっと大きな規模の選挙になると、後援会とマスコミの関係が生まれます。
後援会は、マスコミの窓口は年配で感情的にならない人に一本化し、他の運動員には一切、話をさせない。
という統制で、マスコミなどの挑発的・狡猾な質問から自らを守りましょう。

選挙違反が怖くて選挙ができるか!…は昔の時代

今はそんなこと通常しません。
選挙においてもコンプライアンス(法令遵守)は、もはや基本です。
当社も公職選挙法・選挙管理委員会指導を厳守しており、連座制という最大のリスクを犯す危険は冒さない、安心して利用できる会社を目指しております。

国会は女性の参画が遅れている

2000年当時の衆議院選の結果、35名の女性議員を輩出しましたが、これは全議員の7.3%を占めるにすぎず、アジア各国の女性議員平均比率は、14.9%を大きく下回りG8各国の中でも日本は最低の数字です。
まだまだ、女性の政治家は世界的に見ても少ない現状です。
当社も女性候補者も是非応援させて頂いております。

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新人政治家の赤本〜これが選挙版『ドラゴン桜』だ〜

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